不動産コラム

blognews 不動産売却の失敗事例 長屋(連棟住宅)編

不動産売却の失敗事例 長屋(連棟住宅)編

こんにちは。

宅建士23年目の坂口 貴長隆です。

あなた様がこの記事に辿り着いたということは、
自宅または相続した物件が4戸1などの長屋(連棟)住宅の1戸で、

・売りに出そうか検討中
・売りに出しているが売れない

のどちらかの状況ではないでしょうか?

 

今回は、そんなあなた様のお役に立てれるように、
私の経験上で、長屋(連棟)住宅の売却でもっとも多い失敗例を1つ取り上げて解説します。

 

結論:先に解体してはいけない

 

先に答えを言ってしまうと買い手を探す前から解体して更地にしてしまうことです。(これが、もっとも多い失敗事例)

これは、やってはいけません。

理由は、単純に売れにくくなるからです。

 

そもそも長屋の1戸は、土地面積も約10坪前後のものが多く、
立地にもよりますが未改装の場合100万円~200万円が相場感です。

これを解体すると、
解体費と切り離した隣家の壁補修費で約200万円ほどかかるので、
その分を回収するために相場の価格にプラスして売り出そうとするため
(簡単に言えば10坪の更地で300万~400万円で売り出す為)
隣人が駐車場として買いたいと思っても「高いな~」となる訳です。

 

ましてや、家と家に挟まれた間口の狭い10坪(約20帖)ほどの土地を買って
そこに家を建てようと思う人は今の空き家が多い時代では、
皆無といっても過言ではありません。(都心部を除く)

 

【解決方法】

 

①既に更地にしている場合は、
相場(解体費を回収できる程度)まで価格を下げて売るしかありません。

 

②解体前なら、
・隣人に買ってもらう
・隣人と一緒に売却する
・近所の人に物置として買ってもらう
・投資用物件として売り出す
などが良いでしょう。

 

もし、あなた様の物件が大阪府下(特に松原市周辺)にあるなら、
1万円でも高く売れる方法を実際に物件を見てから無料でアドバイスさせていただきますので、
「長屋を処分したい」とお気軽にお電話下さい。

 

無料相談は
TEL:072-350-5725

受付/9:00~19:00

 

 

一覧に戻る