blognews 松原市河合1丁目の中古戸建の売却査定依頼を頂きました
今回、売却査定依頼をいただいた中古住宅は、
大阪府松原市河合1丁目にあり、
近鉄南大阪線の高見ノ里駅から徒歩15分、閑静な住宅地にあります。
物件としては、
・土地面積は約25坪
・建物は昭和50年築の木造2階建
・駐車場なし
・前面道路は私道(持ち分なし)
・前面道路は建築基準法上の道路ではない
・防蟻処理の施工履歴なし
という概略です。
当方での売却査定額は約500万円~600万円となりました。
これが高いか、安いかは個別の条件・状態によって
大きく変わるので、この地域の単価を
決定づけるものではありません。
特に、
当該物件の前面道路は私道であり、その私道部分については本物件の所有者様の持ち分がなく、
且つ、建築基準法上の道路に該当しない(原則、再建築不可物件)ので、
買主が再建築する際には、43条但し書き申請が必要となり、
建築基準法上の道路までの私道部分全員の承諾(実印と印鑑証明取得)が必要で、
申請に数十万円の費用と数カ月の時間が必要な点や「43条但し書き申請」をしたからといって
必ずしも建て替えができるとは申請前では断言できない為、価格は低めになっています。
地域の商習慣にもよりますが、
物件の前面道路が自分の持ち分の無い私道で且つ建築基準法上の道路に該当しない非該当道路の場合、
土地の価値は5割程度まで落ちることが一般的です。
土地の価値とは結局、
その土地に買主様がどんなメリットを感じるか?
なんです。
この「非該当道路に面した物件」のリスク説明もない、査定で単に高値をつけた不動産業者へ売却依頼したとすれば、
提示された金額では売れず、結局、無駄な時間を費やして値段を下げて売ることになりかねません。(その確率の方が高いです)
査定で高値をつけた業者は、
とにかく、専任媒介(一社に販売を任せる)を獲得する為に、最初から「メリットが無い物件なのに相場より高くて売れるわけがない」とわかっていて、
査定書を提出する業者もいまだに存在しますので、注意が必要です。
もし、自分でも周りの売り物件の価格と比べて、高い値段が付いていると思ったら、
1社だけに任せる「専任媒介」を締結する前に、
「最初の3か月で売れなければ、他の業者にも任せる一般媒介にしてもいいですか?」と聞いてみましょう。
ここで、不動産業者が即答で、「もちろん、いいですよ」と答えれば、その値段で売る自身が本当にあるということです。
そうではなく、奥歯にものが詰まった言い方が返ってくれば、その業者も最初から売れない価格だということをわかっていて、
数か月後に値段を下げてもらう前提で話をしている可能性がとても高いです。
今、NHKのドラマで正直不動産が流行っていますが、私の周りでもまだまだ正直じゃない不動産業者もチラホラと存在しています。
もちろん、不動産業界は横の繋がりも大切にするので、露骨にどの不動産業者が情報を囲い込んでいるとかは言えませんが、
もし、専任で任せた場合は「レインズ」という不動産業者間のネットワークサイトへ7日以内に掲載して、
広く同業者へ販売協力を求めなければいけないと宅建業法で決められているので、
売主専用のログインIDとパスワードを教えてくださいと言えば、
その業者も一社だけで情報を囲い込むという「売主に不利益な行為」は防ぎやすいと言えます。
松原市で相続した空家の不動産売却をできるだけ高く売りたい時は、
リアルターまでぜひ一度ご相談ください。
リアルターでは、物件情報を一切囲い込まずに、
すぐに大阪府下だけでも12,000社ある不動産業者へ情報を公開して、
販売協力を求めますので、より高く、より早く買主が見つかります。
正直なところ、上記の理由から販売力は大手不動産業者にも負けません。(*^^*)
更に個人事業主ならではの、プラスαなサービスもご用意しています。(詳しくは査定時にお話しします)
不動産売却のご相談は
TEL 072-350-5725(受付/9:00~19:00)
LINEなどの非面談によるご相談も対応しております。非面談をご希望の際は、査定依頼フォームの備考欄にその旨を明記してください。