blognews 分譲マンションを相場以上で売却する方法＜大阪編＞
こんにちは。
不動産業界23年目で不動産コンサルタントの坂口 貴長隆です。
今回は、分譲マンションを少しでも高く売りる方法についてお伝えします。
タイトルには＜大阪編＞と書いていますが、基本的には全国共通です。
分譲マンションをより高く売りたいと考える前に
知っておくべきことは、
「マンションの価格はどうやって決まるのか？」
ということです。
一戸建住宅の場合は、
・土地面積や建物面積
・土地の方位や形
・建物の形
・築年数
・前面道路の幅（広さ）
・etc
というように、査定をするための項目が多々あり、
内装や水回り以外に屋根や外壁のリフォームの有無なども
物件によってバラバラなので査定額に幅が出やすいです。
例えば、
一戸建住宅の売却額を
不動産会社Aが2,000万円と査定したとして、
不動産会社Bは1,500万円、
不動産会社Cは2,300円
という感じで査定額にバラツキが出てきます。
ところが、分譲マンションの場合は、
過去に同じマンション内で売れた成約事例をもとに算出されます。
マンションの場合は、
・外壁などの共用部の状態
・方位
・土地の大きさ
などでは基本的に成約事例と同じなので、成約事例から何年も経過していなければ、あまり差が出ません。
また、
同じマンション内で別の部屋が売りに出ている場合は、その価格にも影響を受けてしまいます。
マンションを買う人は必ず「同じマンション内での成約事例＆売出し中の物件」を見て判断します。
あなたも今の物件を買う時には、相場と比べて高いか？・安いか？を意識して検討されていたはずです。
では、どうやって高く売るのか？
一般的には、立地がとても良いプレミアが付くようなマンションでない限り、相場よりもかなり高く売れることは、ほぼありません。
なので、
1つ目は、
同じマンション内で売り物件が出ていない時に売り出すことです。
比較対象が他のマンションになれば、
比べる部分（立地・築年数・方位・維持管理費・ペット規約など）にも差が出てくるので、少々高く売り出しても相場が分かりにくい為、売れやすくなります。
2つ目は、
空き家にしてから売り出すことです。
ショッピングと同じでその場に長時間滞在する方が、ゆっくり検討でき購買欲も出やすくなりますが、居住中の場合は内見も気を使ってわずか数分程度とじっくりと見れずに終わってしまいがちです。
もちろん、マンションが売れる前に引っ越すことは、お金も余分にかかることから無理な人も多いです。
そんな場合は、せめて内見時だけでも
・部屋をキレイに掃除しておく（特に水回り）
・照明は全て点灯させておく
・部屋を換気して家庭の臭いを薄めておく（お香で誤魔化すなど）
・居住者は主人など代表者1人だけにして他の家族は立ち会わない（部屋を広く感じさせる効果と内見者に気を使わせない為の配慮）
などのちょっとした気遣いが売れやすい・売れにくいという差につながります。
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