blognews プロが伝授・不動産売却の注意点
こんにちは。不動産コンサルタントの坂口貴長隆です。
昔も今でも、そしてこれからも必要とされているもの・・・それは、情報(知識)です。
特に高額な不動産取引では、知識が無いと得しないばかりか、大損してしまうことも多々ありますので注意が必要です。
世の99%くらいの不動産業者は、売主から物件の売却を専任で任せてほしいと思っています。
なので、物件によっては売主が気を損ねる・売りにくくなるような本音のアドバイスをしてもらえないケースもあるようです。
あなたが不動産を売る時には、ぜひ、以下の点に注意して売るようにしてください。
不動産を売る時の注意点
1・物件の見た目をキレイにする
よく、「見た目で判断してはいけない」という言葉がありますが、逆を言えばそれだけ多くの人は「見た目で判断している」ということです。
あなたがリフォームして売るなら、買取再販業者と同じくらいの利益を狙えますが、生兵法は大怪我のもと。改装してから売ると思う金額で売れずに大損することもあるので、改装するよりも片付けや掃除くらいはやっておくということが必須です。
2・告知事項は漏れなく事実を伝える
買主が聞いていない物件の不具合があった場合、売主は責任を取らなければならない契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)があり、これは買主にとって重宝しますが、売主にとって非常にやっかいな法律です。
よくあるのが、境界線の認識が隣人と異なる、越境してる部分がある、隣地の排水管が敷地内を通っている・過去に事故死があった・雨漏りしたことがある・隣近所との取り決めがある等です。
特に相続した物件など久しく住んでいない土地建物を売る時は注意が必要です。
3・「専任媒介は更新しない」と最初に告げる
不動産売却をあなたが選んだ業者1者だけに任せることを専任媒介(専属専任媒介)といいます。専任の場合、当サイトのトップページでも解説しているとおり、不動産業者は売主と買主の両方から仲介手数料を頂くことができます。
仲介手数料は物件価格に応じて決まるので、売買価格が安い(1000万以下の)場合は、どうしても自社で直接、買主を見つけて両手仲介をしようとします。ビジネスとして当然の思考・行動ですが、他社から購入見込み客がいますので案内したいと問い合わせがあった場合に断る「物件情報の囲い込み」をする利己主義な不動産業者が割と存在するのも事実です。
なので、専任で任せる場合は、最初に「もし、3ヶ月以内に売れなかったら、他社にも声をかけれる一般媒介にしますね」と必ず一言添えるようにしましょう。
この一言で、専任業者は他社に全部取られるくらいなら、専任期間中に片手仲介でもいいと腹をくくるため「囲い込み」の多くは解消します。
以上
不動産を売る時は、上記の3つを必ず意識するようにしてください。
「たったこれだけ?」と思われたかも知れませんが、数百万円は変わってくることが多々あります。
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